僕が不動産投資を始めたきっかけをお話します。
僕が不動産投資を始めたのは29歳のときですが、
生まれたときから実は身近な存在でした。
おじいちゃんが小さな会社を2つ持っているのですが、
一つが不動産の管理会社だったのです。
なので、僕が小さいころからおじいちゃんが、
マンションを何棟か持っているということを知っていたのです。
(法人の代表はおばあちゃんですが)
ここで少し、僕の尊敬するおじいちゃんのことについて、
書かせてください。
おばあちゃんからよく話を聞いていたのですが、
おじいちゃんは大変な苦労人で、
小学校の6年生のときに父親を亡くし、
その歳から母親と妹2人を養うため働き始めたといいます。
そして、学年トップの成績優秀で当然ながら高校も行ける実力があったのに、
家族を養うために高校には進学せずに働く道を選びました。
というよりその道しか選べなかったのでしょう。
それから時代を先読みし、石炭屋を始めます。
妻(おばあちゃん)も、学校に行っているとき以外は3人の子供も手伝いをします。
家族で店を大きくし、時代とともに水回りの設置工事等を行う会社に移行し、
社員も雇うようになります。
家族だけでやっている間はよかったですが、
社員を雇うと毎月給料を支払う必要があります。
社員の家族を養う責任も生まれます。
時代のせいにして給料を支払えないという事態は絶対にさけなければなりません。
そこで、おじいちゃんが目を付けたのが、不動産です。
今住宅街になっているところのほとんどは、
昔は田んぼでした。
かつて都市を発展させるために、農地解放を行った時期があります。
つまり、農地転用、田んぼを宅地に変更することが容易にできるときがありました。
(今は生産緑地法により市街化区域の都市化が抑制されています。
ただし、2022年問題という別問題が想定せれていますが・・・。)
そのときに土地を買い、共同住宅を建て、家賃収入を得るようになったのです。
そうすることで、住宅設備の会社の経営が上手くいっていないときでも、
一定額入ってくる家賃収入からちゃんと社員に給料を支払うことができたのです。
不動産による収入があったからこそ、
もう一つの会社は潰れずに今でも生き残っているのだと思います。
おそらくそれからは2つの会社が安定し、
おじいちゃんの趣味である旅行が自由にできるようになったのだと思います。
僕が物心ついた時には、1年に何回も海外旅行に行ってましたし、
豪華客船でディナーのときはおばあちゃんがドレスを着ていたという話も聞きました。
また、年に1回はおじいちゃんの子供家族、総勢15人で国内旅行をしていましたが、
1回の旅行で200万以上かかってたよと言ってました。
無借金で毎月数百万の家賃収入があるとも聞いてたので
おじいちゃんホンマに金持ちやな、社長っていいなってずっと思っていたのです。
話は戻りますが、このような環境にいたため、
おじいちゃんに憧れていましたし、
マンション持ってたらこんなに金持ちになれるんやって思ってたので、
いつかこんなふうになりたいと思っていました。
そして、29歳の歳に職場に入ってきた新人が元不動産屋ということもあり、
またその新人が投資用で戸建てを買ったということを聞き、
そのときようやく火が付きました。
インターネットで不動産投資について調べると、
金持ちしかできないと思っていたマンション経営が
ほぼ手出しなして始められるということを知り、
本気で考えるようになりました。
それからいろいろ勉強なりセミナーに通うことになるのですが、
また次回書きたいと思います。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!